「栄光の920系車両について」
920系車両は、900系とともに戦前建造された阪急の代表車両であります。
昭和9年が製造初年度ですが、電車といえばまだ木造車が一般的であった頃、
オールスチールでしかも当時としては軽量構造をとり入れ、大容量の主電動機を装備して、
梅田−三宮間を25分で走破し、快走阪急の名をほしいままにしました。
フリーストップの一段下降窓とともに、伝統の“阪急スタイル”を確固たるものにした意義深い車両でもあります。
総数56両が建造され、幾多の改造変遷を経てきましたが、本年3月をもって全車両がその使命を全とうし、
輝かしい生涯の幕を閉じることになりました。
以上、記念乗車券の説明より… (昭和57年4月発行)
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